相続登記の義務化がイマイチ分からない

ネットトラブルに遭遇したら法律家に相談

インターネットに限らず、便利な道具は諸刃の剣です。包丁やハサミなども使い方を誤れば、他人を傷つける凶器になります。インターネットも正しく利用すれば、最高のコミュニケーションツールとして活用出来ますが、最近では不幸な事に、それを悪用した犯罪やトラブルが多発しています。その背景には、ネットリテラシーやパソコンの基礎的知識を持たずに、ネットのコミュニティやSNSに参加するユーザーの増加があります。

ネット特有のマナーやモラルを知らず、自分の書き込みが世界中に配信されているとは全く知らずに、掲示板を荒らす人々も少なくありません。また勝手に公共の場で他人を撮影し、その動画や写真を無断でネット上にアップロードする迷惑ユーザーが現れました。それは明確な肖像権の侵害であり、ただアップするだけではなく、特定の個人を笑い者にしているなら、立派な名誉毀損に該当します。自分自身や家族の者がそういったネット関連の犯罪に遭遇した際は、必ず法律家のもとへ行きましょう。

残念な事に迷惑行為を一度したユーザーは、再び同様の法律違反を繰り返すのが現状です。個人が迷惑行為を繰り返すユーザーに直接コンタクトを取ると、返って事態が悪化します。肖像権の侵害や名誉毀損、自分の掲示板やホームページを執拗に荒らされた等、明確な被害が発生した場合は、法律家に相談し、法的な手続きに基づいて対処しましょう。穏便に済ませたい方も法律家に相談すれば、弁護士のほうから迷惑ユーザーのプロバイダに連絡を取ってもらい、訴訟などは起こさずに、悪質な行為だけをストップさせる、といったアプローチが可能です。

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